APDEC2017東京③日本におけるデモクラティック教育

APDEC/IDEC

それでは、日本におけるデモクラティック教育とは?

そもそも「デモクラティック教育」って、日本語で言い換えると、何だろう?実際、このことばは、どんな意味合いで使われているんだろう?私自身、改めて整理が必要かもしれない、と思いました。

オルタナティブ教育、フリースクール運動・・・といったことばも、似たような意味で使われることがありますが、人間にとって本来の教育とは何かを、見直し、実践してきた過程は、日本でも世界各地でも、ほぼ同じ時期に重なっているようです。

基調講演の中で、世界(日本)におけるデモクラティック教育には、3つの波があるというお話がありました。

1、20世紀初頭の新教育運動。日本では、大正時代。シュタイナー、フレネ、モンテッソーリなどの時代。イギリスのサマーヒルスクールは、この頃に開校。

2、1960年代。市民運動、社会運動、学生運動などの全盛期。おかしいと思ったら、自分たちで考えいいし、作っていいということが広がった時期。北米やオセアニアなどで、フリースクール登場。

3、1980年代。現代の教育への行き詰まりが発端になっての新しい教育運動が、この頃から少しずつ広がっていく。東アジアでは学歴主義・学閥主義への行き詰まり、日本では不登校が問題になり始めた頃。

そして、現在まで、いろんなアプローチが交じり合い、重なり合っているようです。

日本では、不登校で悩むこと、子どもの生きづらさ、学校におけるストレス、10代の自殺・・・といった問題もあります。なぜ、「苦しくても学校には行かなくてはいけない」ということになるのか?なぜ、子どもが自分のことを自分で決められないのか?違う育ちの場や生き方もある、今の選択とは違う選択をしてもいいということが、どうしたら必要な人に届くのか?

デモクラティックであることは、自分が自分自身であること。自分で自分のことを決められること。自分らしい生き方を選択できること。問題があるから対処するのでなく、はじめから自分らしい選択をする人・しようとする人が増えていけば、もっと違う道が見えてくるはず。

さて、そもそもデモクラティック教育とは、何だろう?
自分の中で、ますますわかったようなわからないような・・・になってきましたが、改めて、これから整理していこうと思っています。

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