対話は、聞くことから~エデュコレ2019 in 九州 報告その2

これからのマナビ

エデュコレ2019 〜多様な教育の博覧会〜 in 九州 の参加報告の続きです。

今回、私は2つ役割がありました。1つはQDEC(九州デモクラティック教育コミュニティ)でブースに出展。もう1つは、「ロールモデルトーク」という企画の中のゲストとして。

受付後から「久しぶり~」と声をかけてくれる人。あれ、あの人もいる、この人もいる、会ってみたかった人もいる・・・エデュコレには初めての参加だけど、ちょっとワクワク。

出展ブースで準備していると、話しかけて来られる方が。学校の教員の方でした。デモクラティック教育って何ですか?という話からはじまって、今の学校教育のここが疑問だという話や、違う視点の情報を知りたいという話など・・・このお話ができただけでも、なんだか新鮮でした。

そこから、数人の方が立て続けに来られました。高校そして大学の教員の方、野外活動・自然体験活動に関わっている方、Facebookでつながっていて初めてリアルでお会いする方・・・。1対1でしばらくじっくり話した方もいましたが、誰かに質問していただいて聞いていただけることで、自分自身の中にあった考えが、ことばになってまとまってくることを実感しました。もうこれだけで、来たかいがあった!と思いました。

午後からは、APU(立命館アジア太平洋大学)学長の出口治明さんと、教育哲学者・熊本大学の苫野一徳さんのお2人の対談。「混ぜる教育の可能性」をテーマに、これからの教育の方向性を語るのを、なるほどとうなづきながら聞いて。

それを受けての「ロールモデルトーク」でした。ロールモデルトークって、こんなのです。

学校の先生、フリースクールやオルタナティブスクールのスタッフ、教育系企業やNPOで働く人、自分でプロジェクトを起こした人など、さまざまな教育観で、さまざまな実践をされている方々が登場!
1対1で個別にお話を聞けたり、5〜10人のグループになり、双方向のコミュニケーションの中で、ゲストの考えや実践をじっくり聞くことができる企画です。
様々なロールモデルに出会い、その人の教育観に触れることで、自分の教育観を見つめるきっかけになるのではないでしょうか。

https://note.com/dem0/n/n3f0f85690d8c

私のグループでは、こちらから何かを報告するというよりも、来られた方とひたすら対話してみようと思いました。それぞれが、今知りたいことも違うはずなので、まず自分のことを話してもらってからの方が、その後の話が入ってきやすいと思ったからです。

グループ替えが3回ありましたが、ありがたいことに、毎回2~3人の方が来てくださって、話すにはちょうどいい人数でした。学校の先生、学童保育の方、障がい者雇用に関わっている方・・・公教育に関わりのある方がけっこう来られていることに新鮮な驚き。こうしてざっくばらんに話せることは、かなり貴重な機会だと思いました。

自己紹介からはじまって、対話とは?対話が成り立つには?といった話に。まずは聞くことから。そして、待つこと。相手を尊重すること。話すことで自分に気付くこと。何も言わない静かな時間も大事。この瞬間に自分が何を感じたかが大事。その場で結論を出すのでなく、そこから考え続けること・・・などなど。そして、その後しばらく、いろいろ考えていました。

私たち1人1人が持っている「思い」。表に見えないところで、それぞれに感じていること、思っていることがある。これからの教育を考えるときに、大事なことは、立場を越えて、混ざり合った中で、私たち1人1人が思いを話すこと、その思いを共有し合うことなんだろうな、と感じました。立場は違っても、思いは共有できる、と。

今回のエデュコレ、私には、どちらかというとアウトプット中心の1日でした。 そして、 1人の人とじっくり話したり、1対1や少人数で話すのが、やっぱり好きだな、と思いました。

話す=放す・離すとも言うって、そうなんでしょうね。話すことで、 自分の思いが整理できたり、必要なことが入ってきたりすることを、まさに実感した1日でした。

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