IDEC2014(International Democratic Education Conference )の大会の中で、フェリー・セウォル号の沈没事故の追悼のセレモニーが、2回ほどありました。

朝の祈りの時間。

夕方、公園でのパフォーマンス。黄色い傘と、黄色い折り紙の船を持って、静かに歩いていきました。


それまで全く風がなかったのに、セレモニーが始まってから風が吹き出し、
空には虹がかかり、きれいな夕焼けの空になりました。
このセウォル号の事故のことについて、大会でお会いした朝倉景樹さん がブログに書かれているので、リンクさせていただきます。⇒オルタナティブ教育海外訪問記 「韓国・夏⑨IDECセウォル号の事故について」
セウォル号の沈没事故で、修学旅行の高校生のほとんどが、なぜ、亡くなってしまったのか?
沈没当時の様子が伝えられている動画によると、沈没しはじめているときにも、
船内にその状況は伝えられず、その場を動かないでください、という指示があり、生徒たちは、船内から動かなかったそうです。その時間に、すでに、船の乗員たちは避難していたそうです・・・。
だけど、傾き始めている船の中で、なぜ、彼らは大人の言うことを疑わずに、
犠牲になっていったのか・・・。これが、教育の問題として、重く取り上げられているということを今回、韓国に行って、初めて知りました。
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