丸くつながるイメージと、ホームスクーリング

オンラインでお話会

九州ホームスクーリングネット」という、ゆるやかなつながりを作っています。
思い立ったときに、いつでも出たり入ったりできるつながり。最初はメーリングリストからスタートしましたが、今は主にFacebookグループを使っています。

「九州ホームスクーリングネット」

このグループは、九州を中心に、ホームスクーリングや多様な学校・学びの場を選択している家庭や、その経験者、興味のある人たちや、子どもたちの学び・育ちの場の選択肢を広く考えている人たちによる、情報交換と交流のためのグループです。

ふだんは住んでいる場所が離れていても、同じような思いを持つ人たちと交流ができれば、また、ホームスクーリングで求めていることが交換できたら、という思いで作成しました。

https://reichan.net/2966/

それぞれ住んでいるところも違うので、時々、オンラインを使ったお話会をしています。やりたい人が呼び掛けて、やりたい人が集まる形で。

これまで例えば、「通信制高校について話そう」「ホームスクーリングについて話そう」といったお話会がありました。

丸い社会のイメージと、多様な教育の選択肢

「ホームスクーリングについて話そう」というお話会の中で、ホームスクーリングは「なりたい現実をつくること」「丸い社会をつくること」とつながるね、という話が出てきました。

「丸い社会」って、どんなイメージでしょうか。

例えば、一部の誰かが決めたことが決定ではなく、双方向に対話を重ねながら、物事が決まっていくこと。決まるまでに時間がかかったり、決まらないこともあるけれど、その過程を尊重すること。

自分と人とは違っていて、そして、違ったまま・そのままで存在していること。

1人1人がそれぞれのあり方で存在していて、必要なときに必要な人がゆるやかにつながる。それぞれの周りに、それぞれの好きな大きさで、円を描くかのように。そんな円が、あちこちに存在している。

このイメージは、多様な学び・教育の場が、それぞれの形であちこちに存在し、選びたい人が選びたい場を選ぶことができるということと、共通しているかも。

このイメージは、もしかしたら、子どもたちの方がよくわかっているのかもしれません。

最初は自分の中のイメージから

今の社会、そして学校の枠組みは、そういった丸い社会のイメージとは違うと感じている人は、ますます増えているのかも。

双方向でなく、一方通行。決まったことを変えることは難しい・・・
そこと付き合わざるを得ないことがあったときに、どう折り合いをつけていく?

だけど、自分の中に、丸くある、丸くつながるイメージが持てていたら、目の前の現実そのものを変えることはできなくても、自分の周りに、小さく、丸くつながる現実を創っていくことはできるかも。

まずは小さく。できることから。最初は自分の中のイメージから。

ホームスクーリングを経験してきた家族には、そんなイメージから、現実を創り出してきた経験があることを、実感したお話会でした。

こんな感じのこと、もっと話してみたいな、と思いました。


★「九州ホームスクーリングネット」に参加ご希望の方は、お問い合わせフォームからご連絡いただくか、または、Facebookのグループから参加リクエストください

コメント

タイトルとURLをコピーしました